YearsNotebook: 振り返りを目的としたデジタルノート



概要

タブレット端末のみで通学する未来がくるかもしれない。

小学校や中学高校ではiPadを筆頭に授業中に電子機器(ICT機器)を利用して授業を行う機会が増えてきている。

タブレット端末で利用可能なデジタルノートアプリも複数存在するが、学校教育では紙媒体のノートがまだ主流である。

その理由の一つが、「振り返りながら授業を受けることができること」。

そこで、振り返ることを目的としたシステムを開発している。電子媒体のノートにすることで、長期間のノートを蓄積することができる。また、その蓄積されたノートのページごとに自動でタグ付けを行うことで、授業に関連のあるページだけを抽出し振り返りやすくすることか可能となる。

さらに、長期間の記録から個々の学生の理解度の向上や思考力の変容などを教師が把握することができ、新しい評価の指標になるかもしれない。


学会発表


・越後宏紀, 小林稔, 五十嵐悠紀. YearsNotebook: 個々の振り返りを目的としたデジタルノート. 第27回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2019)論文集, 2019, p.1-2.PDF